いつも住みたい街ランキングの上位に名を連ねる東横線沿線の駅。でも本当のところはどうなんだろう?気になる住み心地や、周辺の情報を実際に生活している人が教えてくれました。「結婚を機に引っ越しをしたい」「子育てするのに環境の良いところに住みたい」「初めての一人暮らしでオシャレな街に住んでみたい」そんなあなたに役立つ情報をまとめたサイトです。

【学芸大学駅】便利な駅前と静かな郊外 難関校への進学率が高い地域

学芸大学
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今回の回答者

50代の専業主婦をされている女性Fさんから学芸大学駅周辺について貴重な情報をお寄せいただきました。Fさんどうもありがとうございます。

学芸大学駅周辺はどんな街ですか?

今回は

  • どのくらいの期間住んでいますか?
  • 既婚ですか?独身ですか?
  • 家族構成を教えて下さい
  • 5段階で評価とすると?
  • 実際に学芸大学駅周辺で暮らしてみた感想

などに対して回答していただきました。

どのくらいの期間住んでいますか?

20年間(1999~現在)

既婚ですか?独身ですか?

既婚

家族構成を教えて下さい

大人2人 子供1人(19歳)

5段階で評価とすると?

5.0

実際に学芸大学駅周辺で暮らしてみた感想

メリットやお気に入りは赤文字で、デメリットは黄色マーカーで装飾しています

東横線、学芸大学に住み始めてから20年になります。

駅の改札を出ると目の前には東急ストア。そして駅を中心に東西に延びる商店街で、日常生活に必要なものはほとんど手に入ります。また、駅から7,8分歩いたところにはイオンの大型店もあります。そこでの買い物も含めると、生活していくうえでは、大変便利だと思います。

ただし、数年前にイオンはダイエーから店舗が変わりました。それに伴って生活用品の品ぞろえも、大きく変化しました。実用性の面で、以前のほうが使い勝手が良いという評判も、しばしば耳にします。

飲食店も、充実しています。
ファーストフードから高級フレンチや和食まで、味や価格帯のバリエーションが大きいのが特徴です。ぐるなびや食べログで高評価のお店も多く、食べ歩きが楽しい街でもあります。

このエリアで特に強調したいのは、ケーキ店のレベルの高さ。
駅近くには、わざわざ遠くから買いに来るような有名店があります。
また、少し離れたところになりますが、デパートに出店しているお店もあって、そのほかのお店も含めて、メディアに取り上げられる店舗がそろっています。
原宿や青山、銀座などと比べても、こと洋菓子に関しては、レベルはあまり変わらないのでは、と思うほどです。

商店街を離れると、静かな住宅街です。
きれいな戸建てやマンションが並ぶエリアも多く、散歩していて街並みを眺めるだけでも穏やかな気分になります。
公園も充実していて、駅近くの碑文谷公園は、特に大きいです。
体育館、野球場、テニスコートのほか、ポニー乗馬や動物ふれあいコーナー、ボートなど、小さな子供でも楽しめる設備が充実しています。
小さな公園も多く、子供を遊ばせる場所には、ゆとりがあるのではないでしょうか。

土地が比較的平坦で、自転車での移動も苦になりません。
駅前は、以前は路上放置自転車が問題となっていましたが、最近は駐輪場が増えたため、非常に歩きやすくなりました。

足腰の弱った高齢者や、ベビーカーの親御さんにも移動がしやすくなったのではないでしょうか。
ただし商店街は夜中も明るいのですが、住宅地に入ってしまうと、夜は暗くて人通りが少ない場所もあります。女性は夜道は気を付けたほうが良いかもしれません。

個人病院は非常に多く、日曜日も空いている病院もあれば、鷹番には目黒区の休日診療所もあります。
少し離れた場所には、国立東京医療センターや三宿病院、昭和医大病院など、基幹病院もたくさんあり、万が一のことがあっても選択肢が多いのも、安心感につながります。

行政サービスですが、駅前は目黒区ですが、数分歩くと世田谷区になり、どちらの区に住むのかによって若干異なります。
目黒区は面積も小さく、区役所もすぐ近くの中目黒だったり、いろいろな施設が近隣にコンパクトにまとまっています。
世田谷区は大きい上に、学芸大学周辺は端っこになるため、行政サービスへのアプローチが、あまりよくありません。
区役所に行くのも、30分に1本のバスか、世田谷線経由で、時間がかかります。
図書館や児童館へも遠く、選挙のポスターですらなかなか目にすることはない、ということを耳にすることがありました。

最後に子育てと教育環境です。
幼稚園はたくさんありますが、保育園は激戦区です。
目黒区世田谷区ともに保育園を増やす努力をしていますが、なかなか定員は増えてこないようです。

小中学校は、目黒区は条件付きの学校選択制、世田谷区は学区がきちんと守られています。
周辺の公立校は、ほぼ悪い評判を聞かないので、特に荒れているということななさそうです。

ただし、学芸大学に限らず東横線沿線の都内は、私立校の受験熱が非常に高い地域です。
学芸大学付属の小学校、慶応幼稚舎、青山学院、聖心、東洋英和、東京女学館など、名門幼稚園や小学校が電車ですぐに通える場所にあります。

そのため、お受験に熱心な家庭も少なくありません。
また公立小学校から国立私立の難関中学への進学率も、非常に高い土地柄です。
あまり小さいうちから競争的な環境は好ましくない、と考えるご家庭にとっては、必ずしもいい環境とは言えないかもしれません。

まとめ

Fさん、貴重な体験談をお寄せくださいましてどうもありがとうございました。

首都圏の住みたい沿線ランキングでも常に上位にある東横線ですが、体験談からも分かるようにどの街にもそれぞれの魅力があることが伝わりますよね。

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実際に住んだ経験のある人にしか分からないことはこれから住む場所を探す人にとって大いに役立つ情報です。ぜひご協力ください。

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【ホントはどうなの?】東横線沿線の住み心地レポート

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